思いめぐらす日常のひとこま

はてなブログに移行し、和紙を素材に絵づくりなどを考えめぐらしています。

2015-01-01から1年間の記事一覧

2015年も、あと1週間で2016年へ。

(11月25に、札幌も62年ぶりの大雪が降っていました) 年末、慌ただしい日々をお過ごしのことと思います。 2015年も、ブログのご来訪をありがとうございました。 あとわずかで、新しい年を迎えますが、一年はあっという間に過ぎていくようですね。 ブログ更…

<ふらふら寄り道・・、⑨<石川啄木が心を寄せた女性、橘智恵子>

明治44年1月9日、啄木は「岩手日報」に発表していた中学時代友人の瀬川深に長い手紙を送っている。その中に、(北海道は僕の第二の故郷だ、・・そしてアノ「忘れがたき人々」の(二)に歌ってある人は石狩原野の中の大きい農牧場にゐる、札幌郊外の名高い林…

<ふらふら寄り道・・、⑧<函館で、啄木は2人と深い出会に>

<前回のブログ:<ふらふら寄り道・・、⑦<啄木は故郷の渋民村から、函館へ> 明治40年5月5日、函館では苜蓿社の同人4人が連絡船から上陸する啄木を桟橋で待っていた。「啄木が函館へやってき来て、僕たちの仲間入りをするなんて、まるで鶏小屋に孔雀が舞…

<ふらふら寄り道・・、⑦<啄木は故郷の渋民村から、函館へ>

「船に酔ひてやさしくなれぬ(る) いもうとの眼見ゆ 津軽の海を思へば」 (啄木の歌) http://blogs.yahoo.co.jp/reimei_tear_5/35184810.html#35191174 (<ふらふら寄り道・・、⑥ 啄木は単身で釧路へ> ★啄木は故郷の渋民を追われるように旅立つ 「一家離…

●小さな旅、釧路市へ。(野外彫刻)

昨年の夏、釧路に行ってきました。振子式特急「スーパーおおぞら」1号7:01発に乗車し11:00頃にやっと釧路駅に到着。小さな旅でも道内は広いのです。曇り空だったので湿原展望台に行くのを中止して市立の釧路美術館と道立の釧路芸術館へ。当日の予定は美術館…

<暑い日、記憶の日>

暑中お見舞いを申し上げます。 猛暑日、真夏日が続き、寝苦しい夜をお過ごしのことと思います。 昨年、札幌の真夏日は12日でした。多いのは2010年と2012年の20日です。今年は8月4日までに5日あり、きょうは34度の予報です。その前に札幌で…

<ふらふら寄り道・・、⑥ 啄木は単身で釧路へ>

(街の中心部を流れている釧路川に架かっている橋を紹介しますと、前から「久寿里橋」、「旭橋」、JR鉄橋。手前にある茶三角屋根の黄色い建物の前に「幣舞橋」があります。) 釧路駅の北大通「幣舞橋(ぬさまいはし)」は明治33年頃にできた橋、啄木も雪を…

<ふらふら寄り道・・、⑤<啄木と雨情は「小樽日報社」に入社>

★札幌で2週間ほど過ごした啄木の足跡を紹介していますが、ブログを終えることができない、道内を放浪していた啄木を、もう少し見たい、そんなことで続けることにしました。 石川啄木が北海道で移動した足跡を伝記的年譜からまとめる。 (石川啄木全集八巻 伝…

<ふらふら寄り道・・、④<札幌で啄木は野口雨情と出会う>

明治40年9月14日、石川啄木は札幌駅の北側にある田中下宿に住み、16日の午後「北門新報」に出社。宿直室で伊藤和光と2人で校正をすることになった。一方、野口雨情は同じ年の7月に坪内逍遥の紹介で札幌にある「北鳴新聞」に入社している。札幌駅の南側にある…

<ふらふら寄り道・・、③<啄木が見た札幌の風景>

明治40年、故郷の渋民で免職となった石川啄木は5月5日に函館へ。函館の弥生尋常小学校代用教員になるが8月25日、函館の大火に遭い仕事を求めて9月14日札幌に到着。札幌の新聞社北門新報の記者小国露堂(啄木と同県の人)の紹介で同社の校正係として採用され…

<ふらふら寄り道、石川啄木の跡地を訪ねて②(札幌「偕楽園緑地」)>

21歳の石川啄木は明治40年9月14日に札幌入りし、北区北7条西4丁目の田中サトさんが営む下宿2階の一間を借りている。妻子を呼び寄せて3人で暮らすことにしていたのだが、小樽での新聞社創立に関わるため、9月27日妻子が滞在している小樽の次姉宅に行くことに…

<ふらふら寄り道、石川啄木の跡地を訪ねて>(札幌 北区①)

2015年「さっぽろライラックまつり」のイベントが昨日で終わりました。 6月1日、札幌も夏を迎える季節になります。 昨年の5月中旬頃、大通公園でライラックの花の写真を撮ってきました。市民の後ろで啄木もライラックの香りを楽しんでいるようですね。 「無…

<「北海道知事館」庭園の桜>

(梨の花) 今年の桜前線は早いペースで北上し、札幌も開花宣言が4月22日で満開は26日。平年より11日も早く、あっという間に散っていきました。 気温も20℃以上が5日間、30日には25度9分の夏日。道都地方の帯広では27日に30度を超えまし…

<氷柱、一瞬のかがやき>

暦では2月4日が立春。札幌は真冬で今も吹雪いています。 厳しい冬の最中に雪像や氷彫刻を楽しんで春を待つイベントは、2月初旬から北海道の各地域で行われます。 札幌では、第66回「さっぽろ雪まつり」が開催。 (2015年2月5日(木)~2月11日…

<あたたかさに包まれて>

新春のお慶びを申し上げます。 昨年中は、ありがとうございました。 ことしも、平和で幸せな日々となりますよう、 北から、めん羊のご挨拶を申し上げます。 これからも、よろしくお願いいたします。 ひと昔前は、木製の紡ぎ機で毛糸を作っていました。「綿羊…