思いめぐらす日常のひとこま

はてなブログに移行し、和紙を素材に絵づくりなどを考えめぐらしています。

<ふらふら寄り道・・、⑭<海を渡った「啄木日記」>

明治41年4月25日 石川啄木は函館から海路を渡って上京した。風呂敷に包んだ日記と小樽日報に載せた記事を切り抜いて綴った「小樽のかたみ」を提げて、金田一京助を訪ねている。その後、東京で約4年間暮らし明治45年4月13日に病死した。 <前回のブログ> <…

熊本地震から1ヶ月。

熊本地震から1ケ月が経ちました。1万人ほどの方が今も不自由な避難生活をしています。余震を感じながら暮らす生活は耐えられない日々と想像しますが、一日も早く、仮設住宅などでプライバシーが守られた暮らしを願っています。 熊本地震災害の回復を願い、…

「北海道知事公館」の春

4月29日と30日、北海道では雪がどんと降って冬の景色に驚いています。 札幌は少し吹雪きましたが、積雪はありません。 28日に北海道知事公館の庭園に行きました。早咲きの桜が3本ほど満開でしたが、まだ3~5分咲きです。これからが見頃でしょう。 …

<ふらふら寄り道・・、⑬<4月13日、石川啄木の命日>

2016年、今年は石川啄木生誕130周年、4月13日の命日には105の回啄木忌の法要が盛岡の「宝徳寺」で行われる。 啄木は明治45年(1912)4月13日午前9時30分頃に亡くなった。 <前回のブログ> <ふらふら寄り道・・、⑫啄木の暮らしと借金> 明治45年4月13…

<ふらふら寄り道・・、⑫啄木の暮らしと借金>

他の木に移る気ままな啄木鳥のようにもみえる木像。(小樽市文学館の展示から、2013,2,22撮影) また、「糸切れし紙鳶(たこ)のごとくに わかき日のこころ軽くも 飛び去りしかな ―啄木―」 のようにもみえる。(金田一京助著「石川啄木」6ページ) 前回ブロ…

<連絡船が渡っていた海、新幹線が青函トンネルを走って北海道に上陸>

1954年9月26日、青函連絡船「洞爺丸」が台風に遭い、悲惨な海難事故から62年。 本州とつながる安全な輸送路として、海底トンネルを走っていた「カシオペア」「はまなす」(札幌~函館~本州へ)「白鳥」「スーパー白鳥」が、2016年3月26日北海道新幹線開業の…

「北海道知事公館」の冬

「北海道知事公館」の作品をアップします。 和紙を素材につくっています。知事公館の庭園を場面に、「ちょっとした話」を和紙絵と言葉で綴りたいと、少しずつ進めています。 4月以降には集中して頑張りたいと思っています。 お話は、サイトに載せていきます…

<日本最北の地、冬の稚内へ>

2月4日、稚内に行ってきました。札幌~特急で5時間以上、遠いですね。 右手に明かるく灯っているのが、稚内駅です。その向こうには港湾、灯台も見えます。左前方、駅から徒歩で10分ほどの場所に、北防波堤のドームがありました。 昭和13年に、防波堤桟橋駅を…

<ふらふら寄り道・・、⑪啄木は函館の親友、義弟となった宮崎郁雨と義絶>

前回のブログ <ふらふら寄り道・・⑩ 啄木3度目の上京、金田一京助との暮らし> 啄木が函館から上京し3年目、明治44年2月に慢性腹膜炎に罹って1ヶ月半入院している。3月15日に退院し「東京朝日新聞」に休業を届け出て自宅療養になった。9月3日の日記に「・・…

<ふらふら寄り道・・⑩ 啄木3度目の上京、金田一京助との暮らし>

前回のブログ:<ふらふら寄り道・・、⑨<石川啄木が心を寄せた女性、橘智恵子> 「犬コロの如くなって寒い夢を結んだ三河丸三等室に一夜、・・」函館、札幌、小樽、釧路へと流れ歩いた一年間の事を思い返している。「漂泊の一年間、モ一度東京へ行って、自…

<旧「サル山」から、新年のご挨拶>

新春のお喜びを申し上げます。 昨年中はご来訪、コメントをありがとうございました。 今年は、ブログのアップ、作品づくりを少しは増やしたいと思っています。 これからも、どうぞ宜しくお願いいたします。 冒頭の画像は、「札幌市円山動物園」の旧「サル山…

2015年も、あと1週間で2016年へ。

(11月25に、札幌も62年ぶりの大雪が降っていました) 年末、慌ただしい日々をお過ごしのことと思います。 2015年も、ブログのご来訪をありがとうございました。 あとわずかで、新しい年を迎えますが、一年はあっという間に過ぎていくようですね。 ブログ更…

<ふらふら寄り道・・、⑨<石川啄木が心を寄せた女性、橘智恵子>

明治44年1月9日、啄木は「岩手日報」に発表していた中学時代友人の瀬川深に長い手紙を送っている。その中に、(北海道は僕の第二の故郷だ、・・そしてアノ「忘れがたき人々」の(二)に歌ってある人は石狩原野の中の大きい農牧場にゐる、札幌郊外の名高い林…

<ふらふら寄り道・・、⑧<函館で、啄木は2人と深い出会に>

<前回のブログ:<ふらふら寄り道・・、⑦<啄木は故郷の渋民村から、函館へ> 明治40年5月5日、函館では苜蓿社の同人4人が連絡船から上陸する啄木を桟橋で待っていた。「啄木が函館へやってき来て、僕たちの仲間入りをするなんて、まるで鶏小屋に孔雀が舞…

<ふらふら寄り道・・、⑦<啄木は故郷の渋民村から、函館へ>

「船に酔ひてやさしくなれぬ(る) いもうとの眼見ゆ 津軽の海を思へば」 (啄木の歌) http://blogs.yahoo.co.jp/reimei_tear_5/35184810.html#35191174 (<ふらふら寄り道・・、⑥ 啄木は単身で釧路へ> ★啄木は故郷の渋民を追われるように旅立つ 「一家離…

●小さな旅、釧路市へ。(野外彫刻)

昨年の夏、釧路に行ってきました。振子式特急「スーパーおおぞら」1号7:01発に乗車し11:00頃にやっと釧路駅に到着。小さな旅でも道内は広いのです。曇り空だったので湿原展望台に行くのを中止して市立の釧路美術館と道立の釧路芸術館へ。当日の予定は美術館…

<暑い日、記憶の日>

暑中お見舞いを申し上げます。 猛暑日、真夏日が続き、寝苦しい夜をお過ごしのことと思います。 昨年、札幌の真夏日は12日でした。多いのは2010年と2012年の20日です。今年は8月4日までに5日あり、きょうは34度の予報です。その前に札幌で…

<ふらふら寄り道・・、⑥ 啄木は単身で釧路へ>

(街の中心部を流れている釧路川に架かっている橋を紹介しますと、前から「久寿里橋」、「旭橋」、JR鉄橋。手前にある茶三角屋根の黄色い建物の前に「幣舞橋」があります。) 釧路駅の北大通「幣舞橋(ぬさまいはし)」は明治33年頃にできた橋、啄木も雪を…

<ふらふら寄り道・・、⑤<啄木と雨情は「小樽日報社」に入社>

★札幌で2週間ほど過ごした啄木の足跡を紹介していますが、ブログを終えることができない、道内を放浪していた啄木を、もう少し見たい、そんなことで続けることにしました。 石川啄木が北海道で移動した足跡を伝記的年譜からまとめる。 (石川啄木全集八巻 伝…

<ふらふら寄り道・・、④<札幌で啄木は野口雨情と出会う>

明治40年9月14日、石川啄木は札幌駅の北側にある田中下宿に住み、16日の午後「北門新報」に出社。宿直室で伊藤和光と2人で校正をすることになった。一方、野口雨情は同じ年の7月に坪内逍遥の紹介で札幌にある「北鳴新聞」に入社している。札幌駅の南側にある…

<ふらふら寄り道・・、③<啄木が見た札幌の風景>

明治40年、故郷の渋民で免職となった石川啄木は5月5日に函館へ。函館の弥生尋常小学校代用教員になるが8月25日、函館の大火に遭い仕事を求めて9月14日札幌に到着。札幌の新聞社北門新報の記者小国露堂(啄木と同県の人)の紹介で同社の校正係として採用され…

<ふらふら寄り道、石川啄木の跡地を訪ねて②(札幌「偕楽園緑地」)>

21歳の石川啄木は明治40年9月14日に札幌入りし、北区北7条西4丁目の田中サトさんが営む下宿2階の一間を借りている。妻子を呼び寄せて3人で暮らすことにしていたのだが、小樽での新聞社創立に関わるため、9月27日妻子が滞在している小樽の次姉宅に行くことに…

<ふらふら寄り道、石川啄木の跡地を訪ねて>(札幌 北区①)

2015年「さっぽろライラックまつり」のイベントが昨日で終わりました。 6月1日、札幌も夏を迎える季節になります。 昨年の5月中旬頃、大通公園でライラックの花の写真を撮ってきました。市民の後ろで啄木もライラックの香りを楽しんでいるようですね。 「無…

<「北海道知事館」庭園の桜>

(梨の花) 今年の桜前線は早いペースで北上し、札幌も開花宣言が4月22日で満開は26日。平年より11日も早く、あっという間に散っていきました。 気温も20℃以上が5日間、30日には25度9分の夏日。道都地方の帯広では27日に30度を超えまし…

<氷柱、一瞬のかがやき>

暦では2月4日が立春。札幌は真冬で今も吹雪いています。 厳しい冬の最中に雪像や氷彫刻を楽しんで春を待つイベントは、2月初旬から北海道の各地域で行われます。 札幌では、第66回「さっぽろ雪まつり」が開催。 (2015年2月5日(木)~2月11日…

<あたたかさに包まれて>

新春のお慶びを申し上げます。 昨年中は、ありがとうございました。 ことしも、平和で幸せな日々となりますよう、 北から、めん羊のご挨拶を申し上げます。 これからも、よろしくお願いいたします。 ひと昔前は、木製の紡ぎ機で毛糸を作っていました。「綿羊…

<紅葉が散って、「文化の日」の札幌>

4日の午前中も、ぴゅ~ぴゅ~唸り声が窓を通して聞こえてきます。吹雪の感覚ですね。今のところ、晴れていて雪は降っていません。 あの鮮やかな紅葉の景色が、あっという間に消えていきました。 ●10月22日:北海道大学構内の写真です。(イチョウ並木の紅葉)…

<道立近代美術館⇒芸術の森へ(札幌国際芸術祭)>

「札幌国際芸術祭」は7月19日にオープンし、会期も残すところ5日になりました(28日まで)。 最後に道立近代美術館と芸術の森で開催中の作品を簡単にご紹介し、芸術祭関係のブログを終わりにしますが、直接に足を運ばれると様々な体験が得られると思い…

<炭鉱特別編:「三笠プロジェクト2014」北海道インプログレス主催、「川俣正アート」その後>

「三笠プロジェクト」は、パリ在住の美術家川俣正氏が三笠市を拠点に立ち上げたアートロジェクトです。2008年から関係者と話し合いを重ね、2012年に廃校の小学校体育館で制作を開始し、2014年7月に完成した炭鉱街のインスタレーション。縦30m、横18m…

<「札幌国際芸術祭」連携事業、そらち炭鉱の記憶を訪ねて>②

(前回ブログのつづき)8月23日にシャトルバスで、その後のアート作品を観てきました。 (8月23日~10月13日までの、土日祝日の19日間のみ) シャトルバス運行は予約。 電話(0126-24-9901) (①夕張市旧北炭清水沢火力発電所、②旧北炭送電鉄塔の…