札幌中心街にある「永山記念公園」を訪ねて
<サッポロ ファクトリー:アトリウム南側 公園から)
1876年(明治9年)頃、札幌にビール工場が造られました。日本のビール産業の発祥地は札幌と言われています。1993年、そのビール工場(開拓使麦酒醸成所、後のサッポロビール)の跡地に「サッポロファクトリー」がオープンしました。
全天候型ショッピングセンターで、約160以上のショップとホテル、飲食店などの施設がある大型商業複合施設です。この施設の東側入口付近に「永山記念公園」があります。(1条館、2条館、3条館、フロンティア館、レンガ館、そして、サッポロファクトリーのシンボルと言われているアトリウムは、1年中緑に包まれた広い屋内庭園です。その東側入口から出ると公園になります)
② 札幌~大通~サッポロファクトリーの巡回バスもあります。
1877年(明治10年)頃に、札幌の中心地に私邸を建築し、
1904年(明治37年)東京で亡くなりましたが、本人の遺言で
札幌にお墓があります。
その後、明治44年に、土地・建物を三菱合資会社のものとなり、炭鉱事業
発展の基地として使用され、昭和12年に、北側に木造建物を新築し、
隣の旧永山邸部分を貴賓室として使用されてきました。
玄関を入ると、母子像が迎えてくれます
(山畑阿俊一作品 作成年代不詳)
屋根の特徴。内から撮っています。和洋折衷の造りですね。
荒井宏明著「札幌の不思議」 「残り少ないガス灯スポット」の中から。
札幌にガス灯が設置されたのは、大正元年だそうです。
市内に400あっったのが、戦後に電気に代って、オレンジ色の
ガス灯が今も健在なのは、市内で4基だそうです。
「旧永山武四郎邸」の入り口に、ガス灯が2基立っていました。
残念ですが、壊れていて灯らないのです。
最後に、全く関係ありませんがベランダからパチリ。