暑い日が続いています。あと、数日で残暑ですね。
ホームページに、能「大阪城」を、アップしました。
ご来訪をお待ちしています。
今回の記事は、「橋」についてです。
月1回のシリーズ、北海道新聞の夕刊に「橋をめぐる物語」が連載
普段何気なく見ている大小の橋。人が生活するうえで移動上欠かせないもの。 ところが橋に意味、物語があるというのです。
日常お世話になっている橋に、ちょっと視点を加えて眺めるのもいい
ですね。
記事から幾つか、引用させていただきます。
「橋はふたつの異なる世界、日常と非日常、此岸と彼岸を結ぶもの・・・」
「橋はしかし、決して一方通行ではない。・・橋が存在する限り、異界の
侵入を覚悟しなければならない・・・」
「この世とあの世を繋ぐ橋、歴史的に大きな意味を持った橋、実在の橋、
空想の橋・・・」
ここまで引用しただけで、通行だけの橋から、さまざまな空想や夢が
広がり、この橋の上でどんな人生が行き来したのか気になりますね。
上の写真は、「イリス」像です。岩見沢市郊外の丘陵地帯に広大な
「いわみざわ公園」があり、その奥地の丘の上に立っています。
(札幌から岩見沢まで、特急で25分、車で30分ほど)
このブロンズ像は、虹の女神と親しまれています。(小寺真知子作)
神々の伝令を伝え、さっと消える使者と記事に書かれています。
まさに儚い虹、でも空に架かる七色の虹を見て私たちは、幸せを見た
ような気がしますね。
この網走川に幾つかの橋が架かっていますが、写真は中央橋です。
欄干に白鳥でしょうか?1対が道路を挟んで羽を広げています。
夜間の撮影なので、神秘的な雰囲気を味わってください。
2万年?1万年前には人類が住んでいた形跡があるとのことです。
そして千年前の「モヨロ貝塚」に、人が生活していた痕跡も。
これがオホーツク文化の始まりで
しょう。とても夢がありますね。
北海道の歴史・文化には、殆どが
「アイヌ文化」の影響にあると
最近まで思っていました。
この網走川も、果てしない過去の人との懸け橋なのですね。
最後の写真は、先のブログで紹介した冬季オリンピックを記念した
「五輪橋と彫刻たち」
異国からスポーツという一つのために集まり、この橋を行き来して
友愛を温めたのでしょう。
(写真2枚:追加)
左の写真:岩見沢市、
「いわみざわ公園」内のバラ園。