思いめぐらす日常のひとこま

はてなブログに移行し、和紙を素材に絵づくりなどを考えめぐらしています。

<アート巡り>③ 「長谷川大祐展」を観て

★「長谷川大祐」展
 
札幌の豊平区にある「六花亭福住店、2階喫茶&ギャラリーで
5月に1ケ月間の「長谷川大祐」個展がありました。
 
長谷川大祐さんは、東京都在住の金属造形作家。埼玉県出身で、埼玉や東京方面の公募展や企画展で活躍されている若手の作家さんです。
 
イメージ 1
 
今回のテーマは、「sakura cheep」
2階への階段に沿って、壁には出はじめた球根の芽のような作品が並んでいて、階段を上がった所に写真の作品がありました。
芽?目のようでもあります。
 
イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
顔と足を除き、鼻先と耳の穴にも可愛いさくらの花。すべてを小さい花びらで覆う、北海道で飼育している毛刈り前のふさふさした、めん羊を思い出す作品です。
一つ一つの小さな花びらは、繊細で見事です。
上から壁に沿っている木の葉のような造形もきれいです。
 
 
イメージ 3
 
 
  右の動物は?
牛のようでもあり、鹿でしょうか。調べていただいたら、馬とのこと。鼻の中にも、目の縁にも、角の中にも金属の花びら。耳から木の芽が飛び出したよう。面白い造形です。
 
 
 
イメージ 4
 
作品は建物の2階に展示しています。南区にある、六花ファイルで管理している作家さんの個展を、1ケ月間ほど豊平区の福住店で開催するのです。
 2007年からアート作品発表の場として、「六花ファイル」を4期に分けて、作品を募集しています。
可能性を秘めた作家さんたちのスタートの場、アート作品の発信、また、観る人にも楽しめる場を提供し、六花亭の地域に密着した文化活動の一つになっています。
 
 ★ブログを再掲:「六花亭と美術」
 
 
★「生誕100年 彫刻家佐藤忠良」は、少し長文になりますので、次回にアップしたいと思います。
 
<最後に>
札幌の街はライラックの花が満開で、心地よい香りが漂っています。
(6月2日に撮影)
 
イメージ 5