思いめぐらす日常のひとこま

はてなブログに移行し、和紙を素材に絵づくりなどを考えめぐらしています。

<生田原、オホーツク文学館・文学碑公園へ>

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10月入って、生田原に行ってきました。「オホーツク文学館」「オホーツク文学碑公園」を訪ねる、小さな旅です。と言ってもJR特急「オホーツク号」に乗り、札幌~生田原までは4時間ほどかかります。
ずーと、気になっていた場所を見て回り、オホーツクの文学の旅を楽しんできました。今回は写真を中心に、ご紹介したいと思います。旅の一つに加えて見てはいかがでしょう。
 
生田原紋別郡遠軽町の南東方面です。国道を中心とした山あいに沿った細長い町で、この右手に生田原川が蛇行しながら流れていました。
 
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生田原には、18時過ぎに着きました。もう、すでに暗く、ホームの自動ドアから構内に入ったのですが、勝手が違うのです。この空間と隣の図書館、2階の文学館がつながっているのです。
もちろん、夜ですからお隣は真っ暗。この空間だけが明るく、改札口もなく、人もいません。
 昼間はドアを開けているようですが、開けた記憶がなく、改札口を探して立っていたら、すーと、ドアが開いたのですが・・。
 
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こちらの1階が図書館。2階が文学館です。文学館の入り口前の右手に、4枚の絵が架かっていて、木嶋良治作「海明け」が印象に。館内には、オホーツク各地区を分類して作家と作品。小説・詩・短歌などが展示されていました。文学碑の中には、お目当ての作家さんは探せなかったのですが、文学館のパネルに小説の題名を見つけ、確認できました。
 
 
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文学館建物前に、滝錬太郎作「オホーツクの風」の彫刻があります。
中のガラスに映った彫刻です。とても美しい。(作曲家の滝廉太郎ではありませんね)
 
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こちらは外から見た駅兼文学館建物です。
この辺も当日は暗く、人は歩いていません。宿泊のホテルは、建物の右側にある生田原温泉「ノースキング」です。
白い矢印を見て、ホッとしました。歩いて数分です。温泉は良かったですね。旅の疲れも忘れます。
 
 
 
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ホテルの窓から。
 
このように、時々、普通列車が走っています。
ホテルから国道に出て、左側を散策しました。お会いする皆さんは笑顔で道順を教えてくださいます。当地の方と触れ合うのが嬉しくて一人旅をするのかも知れませんね。
 
 
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少し、坂道を歩くと、生田原神社に着きました。
 
大丈夫かな・・・と思いつつ、160段まで覚えていましたが、とにかく上がっていき、この日に恵まれた小さな旅の感謝を、お伝えしました。(誰も居ませんでした)
 
 
 
 
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神社から、斜め左に下って行くと、広い公園に出ました。花の前方で道が切れています。生田原を歩いていて、心地よい水の音が聞こえてきますが、山々から生田原川に流れていくのでしょうね。
 
 
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国道に下り、まっすぐ、反対側に向かうと、橋が架かっていて、生田原川が流れています。(冒頭の写真は橋の上で撮っています)
 
この橋を渡ると、右側に丘のような、木々が茂った場所に
「オホーツク文学碑公園」がありました。
 
 
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写真の分量が多くなりましたので、次回へつづく。