思いめぐらす日常のひとこま

はてなブログに移行し、和紙を素材に絵づくりなどを考えめぐらしています。

<厳冬の2月に、雪と氷と明かりの祭典>

この最も寒い時期に、雪とあそび、地元の美味しい食材で温かい料理をいただき、酔い心で楽しむ行事が、道内各地で繰り広げられています。寒さを楽しんで厳しい冬を乗り越えようという、お祭りでしょう。
 
札幌近辺での2か所のお祭りをご紹介します。
 
①第65回「さっぽろ雪まつり」(:25日~11日まで)
②第16回「小樽雪あかりの路」():27日~16日まで)
 
札幌では、「大通公園会場」・「すすきの会場」などの場所に大型の雪像や氷像を設置し、特に夜間は華やかなお祭り気分で盛り上がります。
 
イメージ 1
      (写真は8丁目広場の大雪像「イティマド・ウッ­ダウラ」)
 
昨年の取り組みから好評なのは、プロジェクションマッピング雪像に次々と映像が写し出されて、不思議な世界を演出して行きます。
★(「イティマド・ウッ­ダウラ」「雪のHTB広場」大雪像プロジェクションマッピング)この内容で検索し、楽しんでください。)
 
イメージ 2
     (写真は開催の10日前の「イティマド・ウッ­ダウラ」作り)
 
雪像が完成するまで、気の遠くなるような作業の積み重ねです。寒い日の夕方過ぎ、この一片の氷をクレーンで運んでいました。2人の方がクレーンに取り付けた氷を何度も確認し、建物の上にいる数人の方と打ち合わせを繰り返しながら、静かに~運んで埋め込んでいきました。氷のジグソーパズルですね。この一片がおさまるのをじっと見ていたのですが、すっかり冷え込んで、手足が痛いほどの寒い夜でした。でも雪まつりが終了した翌日にはあっという間に倒壊作業で消えてしまうのです。花火のような一瞬の輝きです。寒い北国のお祭りが終われば春が近づいてくる、「さっぽろ雪まつり」は春にむかう、そんな季節の区切りのような気がします。
 
イメージ 3
 
このお祭りの期間に、「さっぽろテレビ塔」も「雪まつり」バージョンになります。4種類の雪と氷のイメージで雪像を見ながらライトアップの変化も楽しめます。(214日は、「バレンタインデー」バージョンは赤色に染まるそうですよ)
 
次はお隣の小樽市です。運河や街にあかりが灯る「小樽雪あかりの路」は、小樽出身の文学者、伊藤整雪あかりの路」詩集からの由来で、毎年2月に開催されています。素朴な雪の明かりを大切にする、商店街はもちろん、個人宅の玄関先や施設などの入り口、道に沿っての手作りスノーヤンドル。地域全体を仄かに揺らぐ明かり、あたたかい街を演出するのです。
 
以前にアップしたブログを貼っておきますので、雰囲気を味わっていただければと思います(お祭りですので参加して楽しむのが一番ですね)
 
 
 
 
★最後に、214日は「バレンタインデー」。ひと足早いのですが、いつものご来訪に感謝を込めて音楽のあるチョコレートをお贈りします。 道立三岸好太郎美術館でのオリジナル・スイーツ・デーの企画です。この時期には、やはりチョコレートですね。三岸好太郎の代表作「オーケストラ」の作品にある線描をヒントにイメージして作っています。
 
種類は全部違いますので、どれでもお好きなチョコレートをお取りくださいね。
 
イメージ 4
 
(ブログを休んでいますが、今少し・・、落ち着きましたら、またアップしたいと思っています。よろしくお願いいたします)