思いめぐらす日常のひとこま

はてなブログに移行し、和紙を素材に絵づくりなどを考えめぐらしています。

<札幌市内のギャラリー巡り、私の楽しみかた>

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札幌にはギャラリーが幾つあるのでしょう?4年間に、私が出かけていたギャラリーを数えたら、約37ケ所。その中で、数回、または頻回にギャラリーさんで作品展を観ていたことになります。情報を収集して表を作り、観たい作品展を確認していますが、気にしながらも最終日になることが多く、徐々に出かけるのも減ってきました。作品を観るのが楽しみなので、細く、長く、継続できたらと思っています。
 
数か所のギャラリーをまとめて回ることが多く、もっぱら公共交通機関と徒歩。作品をじっくり観たいので、地下鉄から遠い場合はバス乗り継ぎや移動から、おにぎり持参で時間を短縮。地下鉄から近い場所は、作品展を観た後にカフェでゆっくり作品を思い返しながらコーヒーを飲む。そんな充実感も味わっています。
 
 
例えば、昨日は地下鉄に近い3ケ所のギャラリーに行きましたので、ギャラリーさんと開催中の作品展を簡単にご紹介しましょう。いずれも見応えがありました。
 
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<ギャラリー「temporary space」>
 
北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き。(地下鉄南北線、北18条駅~徒歩5分から10分以内、床屋さんの近くです)
 
 
 
 
 
 
 
 
★「谷口顕一郎展」開催~27日(日)まで。(11:0019:00)札幌出身、ベルリン在住。「2000年より道路や壁、床などのひび割れ、破損した箇所「凹み」をモチーフに制作している」(パンフレットより)。「凹み」の輪郭を写し取り、それをプラスチックなどでかたどって、蝶番で折りたたみ、いろいろな造形作品になっていました。「伏見」の階段や、消えてしまった「琴似川」の凹みを作品として再生したものです。今年は第1回本郷新札幌彫刻賞を受けています。画像は500m美術館に展示されている作品。
 
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<ギャラリー「犬養」>
 
豊平区豊平31丁目1-12 (地下鉄東西線、菊水駅2番出口を左折、信号3つ目を右折し左側の木々に囲まれてあります。 徒歩7分から10分以内)
 
 
 
 
 
 
★「ウリュウユウキ 個展」開催は~28(月)まで。(13:002:230)長野県出身、札幌在住。2003年頃より、札幌で個展やグループの写真展。ギャラリー犬養での個展は3回目です。札幌を舞台に、「北国の抱く雪のある光景/ない光景の二面性をテーマに、モノクローム/白と黒とグレーとカラーを交互に繰り返す光景の断片を」(写真家のブログより)。ギャラリーの2階で周囲の木々と溶け合い、映像や新しい展示方で空間を演出されていました。
 
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(下の画像は、
1階に展示してある松浦進展)
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<ギャラリー「レタラ」>
 
中央区1条西28丁目(地下鉄東西線円山公園2番出口 公園方向へ。「ケンタッキーフライドチキン円山店」を右折し進行右手の白い建物3階。斜め向かい側にアメリカ領事館があります。徒歩5分から10分以内)
 
 
 
 
 
 
★室内の展示は札幌現代アート交流展、第1弾「思考気流」4人のグループ展。(阿地信美智、泉修次、野又圭司、荒井善則。開催は~28日(月)まで。(11:0018:00)作品の中に、海岸で蠢く人、ひと、ヒト。1年ほどかけて作成した数えきれない程の小人は見事です。この後、第2弾、第3弾、第4弾と、928日まで開催。
 
イメージ 9 左奥:泉修次氏の作品
 
 奥:野又圭司氏の作品
 
 右壁:荒井善則氏の作品
 
 左前:阿地信美智氏の作品
 
 
 
 
 
★屋外の展示は「レタラ野外前線」グループ展。(伊藤隆弘、伊藤美千代、菅原尚俊、鈴木隆、野村裕之、菱野史彦、藤本和彦、山本美沙、渡辺行夫)建物右横の敷地で大小の作品。開催は~928日(日)まで。
全体的な作品風景です。小さなハート型の彫刻を、後ろに回って笑ってしまいました。
 
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方向音痴の私は、新聞見開き1ページの裏表に、ギャラリー場所や特徴の保存版があればいいなぁ・・、3年ごとに見直して発行する、費用はどこで?など思いながらギャラリーを巡っています。光景/ない光景の二面性をテーマに、モノローム/白と黒とグレーとカラーが交互に繰り返す光景の断片を、