思いめぐらす日常のひとこま

はてなブログに移行し、和紙を素材に絵づくりなどを考えめぐらしています。

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

戦争責任をテーマとした旅、絵画。―画家 富山妙子氏の著書から ③

★8月19日 ツイッターのタイムラインに富山妙子さんが亡くなったとの情報があり驚いています。今年の3月には韓国で共催展を開催していました。誕生月は11月ですから100歳にあと少しで残念です。ツイッターのおかげで本を通して画家の生きた証を知ることができ…

戦後-炭鉱に絵画のリアリティを求めて―画家 富山妙子氏の著書から ⓶

<著書の内容より> ①東京の美術専門学校に入学。1941年 真珠湾攻撃で太平洋戦争に突入し4年後に敗戦 1932年 日本が強行に「満州国」を建立。その年に女学校へ入学する。 1938年 ハルピン女学校を卒業後、単身で日本に帰国。女子美術専門学校に入学するが中…

戦争に巻き込まれた民衆の痛みを通して。画家 富山妙子氏の著書から。①

戦後76年、なぜ、あの戦争が起きたのか。この夏になって特に思いめぐらしています。 世界で初めての原子爆弾が広島と長崎に投下された。あの悲惨な戦争は急に起きたのではない、なるべくして起きたと言われています。政府の思惑に巻き込まれて第二次世界大戦…