思いめぐらす日常のひとこま

はてなブログに移行し、和紙を素材に絵づくりなどを考えめぐらしています。

「ちいさな絵ものがたり」 第7話:「ちい子はどこにいるの?」

(はじめに、「5~6話」を少し振り返ります。) ある日の夕方、仕事から帰ってきたお母さんは、台所で夕食の片付けが終わってから、居間でお父さんに電話をしました。お母さんは、お父さんを何か怒っているようです。 布団に入り、耳を澄まし電話の話を聞…

<東日本大震災から、15年1ヶ月過ぎました。>

「帰ってきてくれてありがとう」、14年7か月ぶりに抱いた6歳の娘…震災行方不明者なお2500人(3月7日 読売新聞オンラインのタイトル) (記事の内容です) 2011年3月11日に発生した東日本大震災から、まもなく15年になる。行方がわからなくなっている人は、…

2026年、ご挨拶

あけまして、おめでとうございます。 ブログの更新も年々減っておりますが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。 2025年の一文字、私は「偽」と表しました。「嘘」がはびこる社会は、あまり気持ちの良いものではありませんね。 昨年の12月31日、…

「ちいさな絵ものがたり」  第6話:「そうだ! 家出しょう」

お母さんは朝早く起きて、『にわとり』と『めんよう』のお世話で忙しそうです。 「ちいちゃん、今日ね、おじさんの畑で麦刈りがあるの。お肉も作るから帰るのが遅くなると思う。牛のお肉をもらうので、夜は『すき焼き』にしょうね。」 「お昼に、おにぎりを…

「ちいさな絵ものがたり」  第5話:ちい子の決意

「ちい子、明日はおじさん家の仕事に行くの。朝が早いので、もう寝てね」 お母さんは少しイライラしています。 ちい子は布団に入りました。ミーコもいっしょです。 居間にいるお母さんを呼びました。「ねえ、お母さん、絵本を読んで」 「さっき、言ったでし…

あなたのとなりを見てください  ひろしまの子がいませんか

8月6日に広島、そして9日に長崎へと原爆が投下されて1945年の8月15日正午の玉音放送により日本は全面的に降伏しました。9月2日に東京湾の米国軍ミズーリの艦上で日本の降伏文書調印式が行われて第二次世界大戦は正式に終結したのです。約6年間(1939年9月~1…

<「はだしのゲン」創作の真実>(2)          (先の投稿(1)より続く)

『「はだしのゲン」創作の真実』 著者:大村克己(写真家) 2013年11月25日(中央公論市 新社) 大村氏は2013年3月に所沢の中沢邸を訪ねました。妻のミサヨ氏に会うのは初めてとのこと、「中沢作品のすべてを知り尽くしている奥様から、自分が読んだ…

<「はだしのゲン」創作の真実> (1)

暑い日が続いていますね。7月31日の岡山県高梁市では40.4℃を観測とのこと、8月2日の情報では群馬、広島地方で40℃超え、現在も東北~九州地方など猛暑日が続出し40℃超えの予想も。大変ですね。北海道でも24日の道東方面を中心に北見では39.0℃、統計史上年間を…

「ちいさな絵ものがたり」 第4話:おしごと

「お~い、ちい子、ほら「かれい」を釣ってきたよ」 きのう、仕事が終わって遅く帰ってきたお父さん。朝早く海に行って魚を釣ってきました。 「体に気をつけろよ。あまり無理するな」 いつも隣のおじさんは言うけど、お父さんは 元気です。 お母さんは毛糸を…

「ちいさな絵ものがたり」第3話:春さき

“コケコッコー” おんどりが、大きく鳴いて朝を告げています。さあ、わただしい一日が始まります。お母さんは朝食の準備をしたあと、ニワトリ めん羊に食べ物をあげるために 急いで小屋に行きます。 「ちい子、起きて! 鶏小屋の戸を閉めてね」 「う~ん・・…

< 人を殺すのは「災害」ではない。いつだって忘却なのだ >

画像を追加しました。 <東日本大震災後、今年で14年目> 2011年3月11日14時46分頃に発生した「東日本大震災」、テレビの映像で想像を絶する地震による津波の怖さを今も忘れることができません。あの日から2025年3月で14年目になります。警察庁の発表によ…

<ちいさな絵ものがたり> 第2話:冬はお家でのんびりと

明けましておめでとうございます。みな様はお正月をいかがお過ごしでしょうか。 あたらしい年には戦争がなくなり、平和で当たり前の暮らしができるよう、 心から願うばかりです。 さて、小さな絵物語りは和紙を素材に描いて話を添えていますが、予定は第10話…

★『反戦平和の詩画人 四國 五郎』 著者 四國 光 (1956年広島市生まれ。四國 五郎の長男)

昭和20年(1945年)8月6日の午前8時15分に広島、そして9日の11時2分に長崎へと原爆が落とされました。8月15日:正午のラジオで放送された玉音放送により終戦となりました。 8月15日を終戦記念日として今年で79年になります。 今年も終戦記念日の際に再度読み…

「ちいさな絵ものがたり」 第1話:はじめに

「IT革命」という言葉が流行り、どこででもスマートフォン画面で指を動かしはじめ、異様な感覚で眺めていた私も、いつしか地下鉄駅やバス停で待つ間に指を動かしています。 そんなある日、地下鉄の車内で見た光景です。親子でしょうか、母親は画面を見ながら…

2024年 1月

2024年が開けました。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。 しばらくブログを休んでいましたが、今年は小さな 小さな絵物語(和紙で作品)を 載せていきたいと頑張っています。 干支は辰年、色紙に辰の成長を和紙で描きました。6つ目の大きな辰は空…

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。 今年の干支は「卯年」ですね。みなさまの飛躍を願ってアップします。 (和紙を素材につくりました) 昨年は読んだ本の感想もメモ書きのままで、アップをしていませんでした。 今年は趣味の作品を少しずつアップしていきた…

忘れられない東日本大震災。発生から11年

★あの辛く悲惨な東日本大震災。発生から11年経ちました。(3月9日警察庁の発表から死者は1万5900人。行方不明者は2523人)★家に戻れない、ひとりひとりの「いのち」忘れてはいけないと思い、この時期に関係著書などを読んでいます。 <著書や映像のご紹介で…

豪雪の札幌

札幌は本日も雪が降っています。 2月5日開催予定の「さっぽろ雪まつり」は、新型コロナウイルス感染拡大のため大通会場は中止しになりました。オンライン開催で楽しめるようです。 今年の1月10日頃から低気圧が発達して12日~14日頃には東北や北海道で猛吹雪…

2022年 明けましておめでとうございます。

(和紙を素材に作りました) 明けましておめでとうございます。 皆さまにとって、幸いな年となりますようお祈りしております。 ここ数年、ブログのアップも休みがちになっていますが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。 この2年間はコロナ禍で落ち着か…

戦争責任をテーマとした旅、絵画。―画家 富山妙子氏の著書から ③

★8月19日 ツイッターのタイムラインに富山妙子さんが亡くなったとの情報があり驚いています。今年の3月には韓国で共催展を開催していました。誕生月は11月ですから100歳にあと少しで残念です。ツイッターのおかげで本を通して画家の生きた証を知ることができ…

戦後-炭鉱に絵画のリアリティを求めて―画家 富山妙子氏の著書から ⓶

<著書の内容より> ①東京の美術専門学校に入学。1941年 真珠湾攻撃で太平洋戦争に突入し4年後に敗戦 1932年 日本が強行に「満州国」を建立。その年に女学校へ入学する。 1938年 ハルピン女学校を卒業後、単身で日本に帰国。女子美術専門学校に入学するが中…

戦争に巻き込まれた民衆の痛みを通して。画家 富山妙子氏の著書から。①

戦後76年、なぜ、あの戦争が起きたのか。この夏になって特に思いめぐらしています。 世界で初めての原子爆弾が広島と長崎に投下された。あの悲惨な戦争は急に起きたのではない、なるべくして起きたと言われています。政府の思惑に巻き込まれて第二次世界大戦…

<東日本大震災が発生して10年、「山のもの、海のものが豊かに生きる」 折り鶴の世界>

2011年3月11日14 時46分 東日本大震災が発生して10年を迎えましたが、今年の2月13日に震度6強の余震が続くとは、日常の暮らしに潜む自然災害の厳しさを感じます。 宮城県と福島県で震度6強という強い揺れは、どんなに怖かったかを想像します。幸いに津波は来…

新春のごあいさつ

★三角公園を思い、年賀状を作りました。(和紙を素材に、約13cm四方の色紙) 明けましておめでとうございます。 ヤフーブログから、はてなブログに移行して1年半経ち、新たなご縁に感謝しております。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 年末年始…

冬の到来・JR滝川駅

11月4日、紅葉の終盤に雪が降りました。札幌では昨年より4日早い初雪です。市内でも南区の定山渓方面では、積雪のある雪景色がツイッターに流れていました。私が住んでいる地域では一時的に降ったり、晴れたりで、積雪はありません。 北国から冬の到来ですね…

九州の豪雨の被害

豪雨から九州全体で亡くなった方が60人、行方不明の方が17人という(9日の午前)、大きな被害に心からご冥福とお見舞いを申し上げております。 熊本県の南部にある人吉市では18人が亡くなっています。私は30歳ごろに3年間人吉で過ごし情報を見ていて心が痛み…

<東日本大震災から9年経ち>

2011年3月11日14時46分頃、広い範囲で最大震度7という東日本大震災。遠い札幌でも震度3と揺れました。テレビの映像で地震から押し寄せる津波の恐ろしい勢いを、ただ呆然と観ていました。そのうちに、福島第一原子力発電所の事故です。 いたたまれなく次の朝…

< 春は足元から >

さっぽろ雪まつりは11日に閉幕しました。札幌も今年は雪が少なく、大雪像をつくるために日本海側で雪が多く降る倶知安などからも運んできたようです。 3つの会場で、市民や各国の地域が参加した大小の雪像や氷の彫刻が201基設置されたとのことです。お天…

<過去に2度開催した「札幌国際芸術祭」から> ③

第1回目の芸術祭のテーマは「都市と自然」、第2回目のテーマは「芸術祭ってなんだ?」です。 (今回は写真が多く、少し長文になります) 芸術祭は音楽家の大友良英氏をゲストディレクターに迎えて、2017年8月5日~10月1日まで開催されました。展示作品のほか…