思いめぐらす日常のひとこま

はてなブログに移行し、和紙を素材に絵づくりなどを考えめぐらしています。

現代版画家「一原有徳記念ホール」へ

 昨年の101日(2010年)、100歳で亡くなられた一原有徳版画家を記念に
42日、小樽市に「一原有徳記念ホール」がオープンしました。
記念ホールは、元小樽地方貯金局の建物を新装した3階にあります。この建物は昭和27年に現代建築の先駆けと言われている、小坂秀雄氏が設計した建築物です。
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1階:
「中村善策 風景画家」常設化
 市民ギャラリー
2階:
3階:「一原有徳記念ホール」
 
 
  一原有徳さんは、この建物内で、1927(昭和2)年~1970(昭和45)年
 まで、当貯金局の職員として定年まで勤めました。
 
一原さんは50歳近くになってから現代版画家としての道を歩まれていますが、その後の活躍は国内、海外とも知られることになり「現代版画の鬼才」と言われているようです。(パンフレットの情報を参考にして)
 
そのような方が、小樽から離れないで、壮大な世界観を紡ぎだすような制作を続けてこられた、そういう生き方にとても惹かれます。
 
開設記念展「幻視者一原有徳の世界」が展示されていました。凄い! 作品を載せることができませんので残念です。 来道の際には、ぜひご覧くださいね。(秋ごろに、一周忌展があるようですが・・?)
 
 
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記念ホール開設に合わせて、2階にある文学会館では特別企画「一原有徳
俳句と山岳小説の世界展」のコーナーがあります。じっくり観たいので、
 また行きます。
 
一原さんは、18歳の頃から俳句を制作し、その後に登山。41歳頃に油彩をはじめています。
表現の方法は違っても、日常にありながら、日常を超えるものを常に、
温めていた方ではないでしょうか?
人の一生はわずかしか、生きられませんね。今回の特別展を観て、考えさせられました。
 
<小樽の歴史を、手宮線>
 
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小樽市国鉄手宮の一部で、長さ2.8kmの線路が残されています。小樽市文学会館・小樽市美術館」建物の近くにありました。
 
開拓のための鉄道路線で、開業は明治13年に敷かれ、昭和60年に廃止しています。レールや枕木は撤去されずに残っていました。
 
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(写真の挿入が曲がっていますが・・?傘を持ちながらパチリ)
 
どこでも見られた、懐かしい風景ですね。