北国も暑くなりました。
札幌でも、ここ数日、27℃以上になっています。
2000年7月「大阪城薪能」が大阪城西の丸庭園で行われ、20回の記念として能舞台が作られました。堂本正樹氏の脚本。淀君を演じるのは梅若六郎能楽師。そして舞台を撮影しているのは、写真家の高橋 昇氏のみな様です。(残念ですが、高橋氏はお若いのに亡くなられました。再現するのに、著作権のことで高橋事務所、お嬢さまに温かいご配慮をいただきました。本当に感謝しております。)
作品作りの苦労話です。
ゴミのような和紙も素材として、活きるのですが、色を探しては試しの連続です。
やっと、いい色に会えたと、筆にのりを付け、そのゴミを探すのですが、汗で腕に貼り付いたり、息で飛んでいったりします。軽いですからね。細い線を描こうとしても
ふわふわしていますから、線にならないではみ出してしまいます。
時々、何で、こんな面倒なことを、とも思いますが、好きだから続けられるのだと
思います。