思いめぐらす日常のひとこま

はてなブログに移行し、和紙を素材に絵づくりなどを考えめぐらしています。

#その他芸術、アート

広島、長崎に原爆投下 そして終戦の日(第二次世界大戦後73年)

【 折り鶴の世界 】 一日一羽、一万鶴 ★4cm×4cm四方の小さな和紙で折っています(しんなりした和紙) ★折り鶴の世界は、自然災害の回復、また平和で普通の暮らしを願う折り鶴たちです。 (舞台は、60㎝×70㎝と決めています) 各地域の悲惨な自然災…

有島記念館、北海道ニセコ町

先日、有島記念館に行ってきました。(2018年6月9日は有島武郎の命日、生誕140周年、また3代目の有島記念館40周年と重なった日となり、有島も応えてか、コンサートの場所で遺影を移動する際に落下しそうになり、ひやっとした場面も。)現在の記念館は北海道…

2018年になりました。

新春 (和紙を素材に作ってみました) 新春のお喜びを申し上げます。 みな様のご健康とお幸せを、心からお願い申し上げております。 昨年はすっかりご無沙汰しておりました。 今年からは少し余裕ができそうで、ブログのアップ回数を多くしたいと考えています…

<「札幌国際芸術祭2017」(芸術祭ってなんだ?)>を観て(2) 一市民の感想

9月30日の朝、東区にある「モエレ沼公園」に行ってきました。芸術祭閉幕の前日です。私用のため音楽祭には参加できず、演奏が行われる場所に大風呂敷を敷き詰めるイベントに、1時間ばかり参加してきました。イサム・ノグチ設計の公園、最大の造形山「モエレ…

「札幌国際芸術祭2017」(芸術祭ってなんだ?)を観て。(1)

木々の葉が色づきはじめ、うろこ雲、ひつじ雲、すじ雲、かすみ雲、9月中旬頃には重たい雨雲などが広がり、秋の季節が少しずつ近づいてきました。ニユースでは台風18号の上陸で九州や西日本方面などが暴風雨になり、北海道にも影響が出ているようです。被害が…

終戦後72年を迎えて(2017年)

暑中お見舞いを申し上げます。 この度、九州や東北方面、また各地域で記録的な豪雨に見舞われました。また大型の台風が近づいていますので、心配しています。一日も早く安心できる暮らしができますように心から願っております。 最も暑いこの時期、8月6日に…

2017年、新年のご挨拶

あけまして、おめでとうございます。 (子どもたちが、安心して暮らせる社会を願って、和紙を素材につくりました) 今年は、みな様にとっても幸いな年でありますよう お願いしております。 ブログをしばらく更新していませんが、今年は少しがんばって、 アッ…

11月1日、北国はいよいよ冬へ。

北海道の初雪は早く、札幌も10月20日に初雪が観測されました。16年ぶりの早い記録だそうです。予想では、今日も湿った雪が降りそうです。寒くなりました。 パソコンが不安定でダマシながら使っていますが、ブログのアップもご無沙汰していました。その分、…

<ふらふら寄り道・・最終、⑯「啄木は今も函館で永遠の眠りに」(2)

さて、前回のつづきです。(パソコンが不安定のため、啄木への道、最終ブログのアップがたいへん遅くなりました) <ふらふら寄り道・・、⑮「啄木は函館の立待岬で永遠の眠りに、啄木の足跡を偲んで」(1) 【5】函館公園の裏門からタクシーで→「石川啄木…

今年も、戦争のない平和な暮らしを考える。

暑い毎日、暑中お見舞いを申し上げます。 1945年8月6日に広島、9日には長崎への原子爆弾投下。日本は世界で唯一の被爆国といわれています。今年も日本の平和を考える時期になりました。 現在も、被爆した心身の痛みを抱えて、悲惨な過去の出来事を語…

<ふらふら寄り道・・、⑮「啄木は函館の立待岬で永遠の眠りに、啄木の足跡を偲んで」(1)

5月の肌寒い日、函館に行ってきました。啄木ゆかりの場所を辿る小さな旅です。 早朝6時に特急で札幌駅を出発し、帰りは函館駅18:49発の日帰り。雨も降っていて、せわしい旅になりました。特急で札幌~函館までは3時間半程。札幌~網走間の5時間20分程を思う…

<ふらふら寄り道・・、⑭<海を渡った「啄木日記」>

明治41年4月25日 石川啄木は函館から海路を渡って上京した。風呂敷に包んだ日記と小樽日報に載せた記事を切り抜いて綴った「小樽のかたみ」を提げて、金田一京助を訪ねている。その後、東京で約4年間暮らし明治45年4月13日に病死した。 <前回のブログ> <…

熊本地震から1ヶ月。

熊本地震から1ケ月が経ちました。1万人ほどの方が今も不自由な避難生活をしています。余震を感じながら暮らす生活は耐えられない日々と想像しますが、一日も早く、仮設住宅などでプライバシーが守られた暮らしを願っています。 熊本地震災害の回復を願い、…

「北海道知事公館」の春

4月29日と30日、北海道では雪がどんと降って冬の景色に驚いています。 札幌は少し吹雪きましたが、積雪はありません。 28日に北海道知事公館の庭園に行きました。早咲きの桜が3本ほど満開でしたが、まだ3~5分咲きです。これからが見頃でしょう。 …

<ふらふら寄り道・・、⑬<4月13日、石川啄木の命日>

2016年、今年は石川啄木生誕130周年、4月13日の命日には105の回啄木忌の法要が盛岡の「宝徳寺」で行われる。 啄木は明治45年(1912)4月13日午前9時30分頃に亡くなった。 <前回のブログ> <ふらふら寄り道・・、⑫啄木の暮らしと借金> 明治45年4月13…

<ふらふら寄り道・・、⑫啄木の暮らしと借金>

他の木に移る気ままな啄木鳥のようにもみえる木像。(小樽市文学館の展示から、2013,2,22撮影) また、「糸切れし紙鳶(たこ)のごとくに わかき日のこころ軽くも 飛び去りしかな ―啄木―」 のようにもみえる。(金田一京助著「石川啄木」6ページ) 前回ブロ…

<連絡船が渡っていた海、新幹線が青函トンネルを走って北海道に上陸>

1954年9月26日、青函連絡船「洞爺丸」が台風に遭い、悲惨な海難事故から62年。 本州とつながる安全な輸送路として、海底トンネルを走っていた「カシオペア」「はまなす」(札幌~函館~本州へ)「白鳥」「スーパー白鳥」が、2016年3月26日北海道新幹線開業の…

「北海道知事公館」の冬

「北海道知事公館」の作品をアップします。 和紙を素材につくっています。知事公館の庭園を場面に、「ちょっとした話」を和紙絵と言葉で綴りたいと、少しずつ進めています。 4月以降には集中して頑張りたいと思っています。 お話は、サイトに載せていきます…

<日本最北の地、冬の稚内へ>

2月4日、稚内に行ってきました。札幌~特急で5時間以上、遠いですね。 右手に明かるく灯っているのが、稚内駅です。その向こうには港湾、灯台も見えます。左前方、駅から徒歩で10分ほどの場所に、北防波堤のドームがありました。 昭和13年に、防波堤桟橋駅を…

<ふらふら寄り道・・、⑪啄木は函館の親友、義弟となった宮崎郁雨と義絶>

前回のブログ <ふらふら寄り道・・⑩ 啄木3度目の上京、金田一京助との暮らし> 啄木が函館から上京し3年目、明治44年2月に慢性腹膜炎に罹って1ヶ月半入院している。3月15日に退院し「東京朝日新聞」に休業を届け出て自宅療養になった。9月3日の日記に「・・…

<ふらふら寄り道・・⑩ 啄木3度目の上京、金田一京助との暮らし>

前回のブログ:<ふらふら寄り道・・、⑨<石川啄木が心を寄せた女性、橘智恵子> 「犬コロの如くなって寒い夢を結んだ三河丸三等室に一夜、・・」函館、札幌、小樽、釧路へと流れ歩いた一年間の事を思い返している。「漂泊の一年間、モ一度東京へ行って、自…

<旧「サル山」から、新年のご挨拶>

新春のお喜びを申し上げます。 昨年中はご来訪、コメントをありがとうございました。 今年は、ブログのアップ、作品づくりを少しは増やしたいと思っています。 これからも、どうぞ宜しくお願いいたします。 冒頭の画像は、「札幌市円山動物園」の旧「サル山…

2015年も、あと1週間で2016年へ。

(11月25に、札幌も62年ぶりの大雪が降っていました) 年末、慌ただしい日々をお過ごしのことと思います。 2015年も、ブログのご来訪をありがとうございました。 あとわずかで、新しい年を迎えますが、一年はあっという間に過ぎていくようですね。 ブログ更…

<ふらふら寄り道・・、⑨<石川啄木が心を寄せた女性、橘智恵子>

明治44年1月9日、啄木は「岩手日報」に発表していた中学時代友人の瀬川深に長い手紙を送っている。その中に、(北海道は僕の第二の故郷だ、・・そしてアノ「忘れがたき人々」の(二)に歌ってある人は石狩原野の中の大きい農牧場にゐる、札幌郊外の名高い林…

<ふらふら寄り道・・、⑧<函館で、啄木は2人と深い出会に>

<前回のブログ:<ふらふら寄り道・・、⑦<啄木は故郷の渋民村から、函館へ> 明治40年5月5日、函館では苜蓿社の同人4人が連絡船から上陸する啄木を桟橋で待っていた。「啄木が函館へやってき来て、僕たちの仲間入りをするなんて、まるで鶏小屋に孔雀が舞…

<ふらふら寄り道・・、⑦<啄木は故郷の渋民村から、函館へ>

「船に酔ひてやさしくなれぬ(る) いもうとの眼見ゆ 津軽の海を思へば」 (啄木の歌) http://blogs.yahoo.co.jp/reimei_tear_5/35184810.html#35191174 (<ふらふら寄り道・・、⑥ 啄木は単身で釧路へ> ★啄木は故郷の渋民を追われるように旅立つ 「一家離…

●小さな旅、釧路市へ。(野外彫刻)

昨年の夏、釧路に行ってきました。振子式特急「スーパーおおぞら」1号7:01発に乗車し11:00頃にやっと釧路駅に到着。小さな旅でも道内は広いのです。曇り空だったので湿原展望台に行くのを中止して市立の釧路美術館と道立の釧路芸術館へ。当日の予定は美術館…

<暑い日、記憶の日>

暑中お見舞いを申し上げます。 猛暑日、真夏日が続き、寝苦しい夜をお過ごしのことと思います。 昨年、札幌の真夏日は12日でした。多いのは2010年と2012年の20日です。今年は8月4日までに5日あり、きょうは34度の予報です。その前に札幌で…

<ふらふら寄り道・・、⑥ 啄木は単身で釧路へ>

(街の中心部を流れている釧路川に架かっている橋を紹介しますと、前から「久寿里橋」、「旭橋」、JR鉄橋。手前にある茶三角屋根の黄色い建物の前に「幣舞橋」があります。) 釧路駅の北大通「幣舞橋(ぬさまいはし)」は明治33年頃にできた橋、啄木も雪を…

<ふらふら寄り道・・、⑤<啄木と雨情は「小樽日報社」に入社>

★札幌で2週間ほど過ごした啄木の足跡を紹介していますが、ブログを終えることができない、道内を放浪していた啄木を、もう少し見たい、そんなことで続けることにしました。 石川啄木が北海道で移動した足跡を伝記的年譜からまとめる。 (石川啄木全集八巻 伝…