思いめぐらす日常のひとこま

はてなブログに移行し、和紙を素材に絵づくりなどを考えめぐらしています。

空をみて

あちら、こちらで大雨の注意報が出ています。皆さまの地域に影響はありませんか。
 
当地、札幌でも昨日は朝から、どしゃ降りでしたが、「春風にうたう」作品が見たくなり、雨の中を出かけました。
道内出身の野外彫刻家、山内壮夫の作品が札幌市内に多くありますが、その一つです。
 
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明治に札幌の街づくりの一つとして、野外彫刻もつくられてきました。現在は至る所で街の風景に溶け込んでいます。
 
明治に生まれた山内壮夫の作品は市の中心部、市民の憩いの場所に佇んでいますが、この作品は中心から少し南側方面に行き、車が行き交う道路幹線の小さな公園にたっています。
 
雨に濡れながら、空を見て、すくっとたっていました。
小さな像なので分からないまま通り過ぎてしまいそうです。
 
新しい街づくりのため、先人たちの希望、夢、情熱が込められた野外彫刻像。もっと、親しみ、その思いを生活に刻んで大切にしたいですね。