「Walking歩行という経験」 モエレ沼公園で
歩き過ぎで翌日にダウンしてしまいました。
この日は、公園にあるガラスピラミットでの展示会「Walking歩行という
経験」を観るためです。創られた「空間」で「詩」が語られ、詩から
インスピレーションを受けて「絵画」が立ち現われるのです。
詩人の菅 啓次郎さん、アーティストの佐々木 愛さん、空間構成の
豊嶋秀樹さんとのコラボレーションの展示会でした。
展示内容は次回に紹介し、まず、展示場所となった「モエレ沼公園」を
ご案内します
「モエレ沼公園」のピラミットは、公園のシンボルとも言えます。
1階は、自然と一体になった憩いの空間。2階が展示会室。
3階には彫刻家イサム・ノグチのギャラリーがあります。
屋上から公園の全体が見渡せます。
公園の広さは、約180ヘクタール、内部陸の面積は100ヘクタール。
(例えば、1ヘクタールは、3000坪でしょうか、沼と広大な緑地をもつ札幌市の総合公園です)
札幌の北東に位置する「モエレ沼公園」は、札幌市の緑化の一環として、
(和紙と竹を組み合わせた灯り。イサム・ノグチの作品、1階に常設展示)
レオニーとの関係はイサムの生涯に強い影響を与えているようです。
1910年11月、製作・脚本・監督の松井久子はイサムの複雑な生い立ちを「レオニー」のタイトルで映画にしました。
「レオニー」はドウス昌代「イサム・ノグチ~宿命の超越者(講談社刊)」をもとに映画化されていますが、松井監督は2003年にドウス昌代の著書と出会ってから、様々な困難を経て7年目にやっと、感動作品を完成させました。
この映画の最初と最後の場面に「モエレ沼公園」が出てきます。
広大な公園で自然と親しめるように彫刻を配置し、子供が自由に遊べる場を造り、様々な遊具まで作っています。イサムの理想郷のようですね。
<映画予告篇です。音楽がきれいで、しっとり感があります>
youtube.com/user/LeonieFilm クリックでリンクへ。
<当日のようすを写真で> ガラスピラミットの建物前、人口の霧です。
<アクアプラザ>
水が噴き出していますが、周りの流れは浅く、子供たちが足をひたしたり、泳いだりして遊んでいました。
後ろに見えるのが、
「モエレ山」です。
3方向から山頂に登ることができ、公園全体、札幌市市内?まで見渡せます。
左側は「テトラマウンド」:映画の最初と、特に最後の場面に出てきます。
札幌での撮影で、当地の子供たちが出演していますね。(ビデオか映画で)
右側:「モエレ山」です。頂上に人が見えますね。階段に手摺もあります。
<最後に>
写真を撮って歩いていましたら、道に迷ってしまい、バス停に戻れなくなりました。
歩いて、歩いて自転車ロード、坂道、スポーツ施設など、ぐるぐる回って
モエレ山を遠回りに1周していたようです。
最後には足が棒のよう、涼しい白樺の中を歩いて無事に到着しました。