思いめぐらす日常のひとこま

はてなブログに移行し、和紙を素材に絵づくりなどを考えめぐらしています。

道内のJR駅シリーズ、小樽へ ①

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(写真①) 小樽の鐘JR小樽駅の駅舎は、国の登録有形文化財に指定されています。昭和9年に北海道初の鉄骨鉄筋コンクリート造りの駅舎として建てられました。80年以上経った今でも現役です。小樽駅の前に「むかい鐘」が取り付けられています。昭和40年頃まで列車到着の予報として鳴らしていました。(1番・2番ホームで見て欲しいのが、ホーム中央付近にある「むかい鐘」のミニチュア版です。)




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改札口を出て振り返ってランプを見てください。そして外に出るときに窓ガラスのランプも。「小樽駅の特色を出したい」と、当時の駅長さんの意向で1987年頃から小樽の会社「北一硝子」の寄贈で駅にランプが灯るようになりました。1999年に小樽駅の大規模な改修工事のリニューアルで、更に寄贈のランプが窓とホームに設置され、小樽の玄関を飾る美しい駅となりました。同時に駅構内の店舗を集約し、新たな店舗エリア「古き良き小樽」と「新たな小樽」がミックスされた『Nostalgic Modern(ノスタルジック・モダン』と言われています。


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駅前から見た景色。左手に三角市場への階段上に石川啄木の歌碑があります。右手には小樽都通り商店街、北海道で2番目に古いアーケードのある商店街と言われる60件ほどのお店が立ち並んでいます。

「 小樽都通り商店街」の通りを左折した下の方に、旧国鉄手宮線の廃線跡があります。

   <1880年明治13年11月28日に開通)北海道初・日本で3番目の鉄道>

その線路の表示に沿って、右手の建物が小樽市立文学館と小樽美術館です(駅から徒歩で10分ほど)

また文学館・美術館の建物から徒歩で5分ほど海に向かった場所に、ニトリ芸術の村があります。20世紀初頭に建造された4棟の建物内に、日本や世界の優れた美術品・工芸品の展示や企画展があり、芸術品が堪能できます。

 

次回は、夕方~の小樽駅前、構内ホームの装いを。

 

(★画像に貼り付ける文字ですが、なかなか訂正ができません。慣れないためか、読みやすく空白を作ると、文章が繋がらず表示されなくなります。文字が薄く、だらだらとした文章で読みにくいと思います。そのうちに解決するでしょう。)