思いめぐらす日常のひとこま

はてなブログに移行し、和紙を素材に絵づくりなどを考えめぐらしています。

#日本史

★松浦武四郎が見た、蝦夷地を支配する松前藩 ⑤

さて、道南の「上の国町」から「松前町」に入り、北前船の寄港跡地にある道の駅「北前船松前」で昼食。松前は北海道の最南端に位置し、江戸時代には商品を運ぶ買積船の寄港で繁栄した町です。道内で唯一の城郭がある松前藩屋敷や寺院が多い城下町、桜の名所…

厚沢部町「蛾虫温泉旅館」と、レクの森「ヒバ爺さん」(北海道新聞函館支社の記事)④

「北海道胆振東部地震」後、震度6弱という初めての体験で意気消沈していたある日、 函館の友が切り抜いて持ってきた北海道新聞函館支社の記事を読み、ブログを書こうと意欲が湧いてきました。 江差の当日は曇り空。「かもめ島」では夕日も、海を隔てた「奥尻…

★幕末、江差を舞台に幕府軍艦「開陽丸」の運命(旧幕府とともに) ③

江差の海岸近くにある町役場前の国道228号に沿って、山側に一本入った通りが「いにしえ街道」で、江戸末期の歴史的な建造物やお寺などが建っています。 ニシン漁の廻船問屋「旧中村家住宅」、漁業、商業などの問屋「横山家」、また北海道最古の神社「姥神大…

★ 松浦武四郎が歩いたであろう、道南日本海側 の沿岸地域を旅して ②

アジアが強国ヨーロッパに植民地される情勢の中で、当時ロシア船が日本に度々渡航していることを知った松浦武四郎は、北方の防備に目覚めて蝦夷地の探検を決心します。 28歳の時、青森から江差の船に乗せてもらい初上陸します(1845年)。しかし、瀬棚まで行…

★「ようこそ北海道へ」北海道命名150年、命名者は幕末の探検家・松浦 武四郎 ①

9月6日の震度7「北海道胆振東部地震」では、札幌市で私が住んでいる地区も震度6弱と高層マンションなどの揺れは大きく、ライフラインの影響や被害がありました。2週間が過ぎても特に被害の多い地域では亡くなった方が多く、今も避難所で不自由な生活を…