旭山動物園の住民、ある日の表情
動物は幼いときから自立心が強く、好奇心に満ちていて表情がいいですね。
危険と隣り合わせに生きていく動物には、必須なのでしょう。
ただ、動物園は恵まれた囲いのある生活なので、人に似たような表情もしばしば見受けられます。
「どんなに辛いことがあっても、心に苦みを残さないように」との知人の言葉が残っていますが、動物の表情を見ていたら、苦みがスーと、消えていきそうですね。生きていく上で、どうしょうもない辛い、切ないことに必ず遭うでしょう。人は弱いものです。偏った受け止め方もあると思いますが、わざわざ辛いことを作らない。それが本当の優しさかも知れませんね。
この間、旭山動物園に行きました。
テレビや写真でも見慣れているかと思いますが、旭山動物園の貌馴染みの住民を紹介します。
上がってガラスの窓から景色を眺めたら、シロクマの住まいです。
シロクマは窓からのぞくアザラシめがけて飛びつきますが、ガラスなので
残念。
ペンギンも海の住民です。
泳いだり、雪の上でケンカしています。
冬は運動不足の解消でお散歩。行列を乱して、雪のアイスクリームをつまんでお兄さんからご注意。隣同士で小突き遅れることも。スムーズにはいきませんね。
ここでの珍客は、ペンギン見たさに反対側の雪山から滑り落ちる人間。この日も、注意の放送中に、ドタ~ンと落ちて雪に埋もれていきました。
クマとお話。
岩山の自宅前で寝そべっていました。檻の塀に座って、しばらく話しかけていましたら、さすがに、立ち上がり
木を周って、いろいろな表情を見せてくれました。
トラ、ライオンは、
雪の降る中、群れないでどっしりした表情。がいいですね。