思いめぐらす日常のひとこま

はてなブログに移行し、和紙を素材に絵づくりなどを考えめぐらしています。

様変わりした風景

冬の「札幌芸術の森」に、出かけました。
雪が降り続いていた札幌も、このところ、青空に恵まれています。
地下鉄南北線、終点の真駒内駅からバスに乗り、「芸術の森入口」で
降りたのは、私一人でした。 
「札幌芸術の森美術館」で開催している、「さっぽろ・昭和30年代―美術評論家なかがわ・つかさが見た熱き時代―」を観るためです。
(来館者は徐々に増えてきましたが、1月30日で終了です)
 
昭和28年末に、茨城から札幌に来られ、昭和38年の夏に突然死。
34歳の若さです。約10年の間、北海道の美術発展のため、美術の評論家として活躍された方です。
 
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入館する前に、周辺を散策しました。
陽は照っていましたが、冷たい空気で頬がぴりっとする寒さです。
 
「旧有島武郎邸」です。冬は閉館でした。
(札幌開拓の村には、「旧有島家住宅」がありますが、白石区の菊水、豊平川沿いにあった、借家を開拓の村に移動)
 
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夏に行ったときに、許可をもらって映した写真です。
 
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有島武郎の愛犬。
 
           ポチです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
入館し、絵画などの展示は、第1章~第5章まで。1枚の絵に、
なかがわ・つかさ氏の、独自の視点から、愛情のこもった厳しい批評。
その記事を読みながら進むので、館内に2時間ほど(6章、7章から、
2時間以上)居たと思います。
 
観覧後に、立ち寄る喫茶コーナーが、11月より、経営者が変わり、
休憩コーナーになっていました。
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休憩コーナーから見た
景色。                   
 
 
 
 
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昨年の夏に見た同じ景色です。
 
(北海道の冬は、雪一色の見慣れない景色のため、余計に方向音痴になります)
 
 
 
 
 
帰り、ギャラリーに立ち寄って「多摩美術大学版画科OB展2011」展を観ました。
ギャラリーがある、南1条西3丁目の「ラ ガレリアビル」前に野外彫刻、「元気地蔵」が設置されています。(松本純一氏の作品で、札幌駅前通りにもあります)
 
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季節によって、様変わり。キラキラ光るお星さまの電飾された
服を着ていました。地蔵さんも寒いのでしょうね。