思いめぐらす日常のひとこま

はてなブログに移行し、和紙を素材に絵づくりなどを考えめぐらしています。

春のおとづれ

北のさっぽろにも、春の顔をみせてくれました! いつか見た、朝の空です。

洋菓子メーカー「六花亭」と美術

(「I am not beauty, if you don’t see me」阿部安伸氏の作品 ) 道内、洋菓子メーカーの「六花亭」は、早くから地域に根差した文化施設を 作り、自治体に協力して取り組んできました。その中に美術館やギャラリー 運営があります。道内の作家さんに展示場…

500m美術館―札幌大通地下鉄ギャラリー

札幌の地下鉄大通駅~バスセンター駅間のコンコースを会場として 「500m美術館」が誕生しました。「さっぽろアートステージ」の 美術部門、札幌市の企画です。 2006年から2010までは11月の限定で、広く作家さんに呼びかけて展示し、 秋には、地下鉄を歩きな…

「東日本大震災を振り返って、何ができる?」

昨年の3月11日、東日本地方に大地震と津波と原発が襲い心を痛める大きな出来事になりました。 その被害を蒙り、現在も頻繁な地震と放射能の不安、影響の中で生活しています。新聞やテレビ、インターネットでは、1年を迎えて現状はどうなっていて、これから…

「もう一人のミギシコウタロウと節子と」 ②

<節子の好太郎への思い> 好太郎が病死したのは息子の黄太郎が4歳の時、好太郎は長男に「巴里」と名付け、出生届も出していなかった。それを知って節子は、好太郎が好きだった黄色から、好太郎と同じ名前の黄太郎と名づけて、届けています。(これを聞い…

「もう一人のミギシコウタロウと節子と」①

「もう一人のミギシコウタロウと節子と」三岸黄太郎展が「北海道立三岸好太郎美術館」で開催しています(1月21日~3月25日まで月曜休館日。 札幌市中央区北2条西15丁目 近くには北海道近代美術館) ) 三岸黄太郎氏は、三岸好太郎と三岸節子とを両親にもつ…

雪と氷の創造、その一つ、「さっぽろ雪像彫刻展」の紹介

大寒、厳しい毎日です。各地で雪の情報が流れていますが、 また、この寒い時期に地震のニュースは辛いですね。何事もないように願うばかりです。 札幌では、2月6日から例年の「さっぽろ雪まつり 2012」が始まります。 また、道内の約22ケ所でも雪と氷の祭…

札幌市円山動物園 猿山をみて

おめでたい1月。昨日のブログに続き、猿山を見て思った感想を少々書きたいと思います。 ある日、円山動物園の猿山を眺めていました。いつまでも飽きないですね。 食事を探して歩きまわるもの。食べ物を拾って、ひたすら口に運んでいるもの。けんかをしてい…

旭山動物園の住民、ある日の表情

1月15日は、小正月ですね。以前は「成人の日」の祝日でもありました。 動物は幼いときから自立心が強く、好奇心に満ちていて表情がいいですね。 危険と隣り合わせに生きていく動物には、必須なのでしょう。 ただ、動物園は恵まれた囲いのある生活なので、人…

ようこそ、2012年。

昨年はブログ、ツイッターで、ご縁をいただいた方、また周囲の方の温かい支えがあり、おかげさまで新しい年を迎えることが出来ました。 ありがとうございます。 今年も一歩一歩、あゆみたいと思います。 これからもよろしくお願いいたします。 (追記:サイ…

来年は辰年、開運を

今年の12月は真冬日が多く、冬型気圧の影響か、北海道は週明けまで風雪の荒れ模様です。札幌の24日はホワイトクリスマス・イブでしょう。 今年は東日本大震災に遭い、大変な年でした。そんな中でも関心ごとが 一つに繋がり、連帯感もあったように思います。…

野外展を観て③ アートを身近なものに

2011年も残すところ23日。12月は1年間の締め括りですが、伝統的な風習も薄れ年末からお正月という、一つの行事としての観があるようです。 札幌は数日前の猛吹雪から冬景色です。解けないままに来春までの根雪になるのでしょうか。 事情があって、ブログの…

野外展示を観て②「夕張清水沢アートプロジェックト」

夕張市清水沢駅 構内には「大夕張~追憶の汽笛~写真展」優しく美しい写真展です。(写真展:照井かおり氏) 夕張は国のエネルギー政策から22か所の石炭採掘地があり、1960年の最盛期には2万の市民が炭鉱の町で生活していました。企業も積極的に関わり過酷…

野外展示を観て① 「ハルカヤマ藝術要塞2011」

小樽市春香町 「ハルカヤマ藝術要塞2011」 野外展 11月4日は九州や四国では雨の予報、全国的に気温は髙いですね。札幌も朝晩は冷えていますが、日中は14度前後で今のところ過ごしやすい気候です。 ブログを久しぶりに更新しました。 また、ホームページに…

「Walking歩行という経験」 モエレ沼公園で(2)詩と絵と空間に流れる曲

9月23日:ブログで、モエレ沼公園を紹介しましたが、当日観てきた 「Walking歩行という経験」展を話しましょう。 <創られた「空間」で「詩」が語られ、詩からインスピレーションを受けて「絵画」が立ち現われる>展覧会は、詩人の菅 啓次郎さん、アーティス…

「Walking歩行という経験」 モエレ沼公園で

残暑の厳しい8月末に札幌にある「モエレ沼公園」に行きましたが、暑さと 歩き過ぎで翌日にダウンしてしまいました。 この日は、公園にあるガラスピラミットでの展示会「Walking歩行という 経験」を観るためです。創られた「空間」で「詩」が語られ、詩から …

神田日勝「馬」(絶筆)展へ

神田日勝の「馬」(絶筆)が、9月5日以降、横浜の「馬の博物館」に貸出と 分かり、9月の初めに、十勝管内の鹿追町にある神田日勝記念美術館に行き ました。 台風12号の影響もあり、当日も足元が濡れるほどの雨で、どういうわけか、アート巡りに雨が降る、私…

雨上がりの朝、水たまりに広がる景色

残暑お見舞いを申し上げます。 亡くなった先祖の魂をお迎えして数日過ごすという、お盆も過ぎ、 暑さを残す札幌も空に浮かぶ雲の流れは、もう、秋ですね。 雨上がりの路を歩いていて、 水たまりに浮かぶ景色が面白い。 雨の雫を湛えた花びらがとてもきれい。…

橋がつなぐ縁

暑い日が続いています。あと、数日で残暑ですね。 ホームページに、能「大阪城」を、アップしました。 ご来訪をお待ちしています。 http://www.geocities.jp./reimei_tear_5/ 今回の記事は、「橋」についてです。 月1回のシリーズ、北海道新聞の夕刊に「橋…

冬季オリンピックを記念した、彫刻たち

今日の札幌は好天気です。かなり暑く感じましたが、26度程度。 やはり、行きたくなった場所は、野外彫刻群でした。 暑いので、写真だけにします。のんびり眺めてくださいね。 上の写真は、札幌真駒内公園にある彫刻です。 1972年、札幌で冬季オリンピ…

せせらぎと妖精に出会う「ユカンボシ川河畔公園」

7月7日、七夕の日、森の妖精に出会いたく、恵庭市にある「ユカンボシ川河畔公園」に出かけました。札幌からJR千歳空港行「エアポート」に乗り、25分で恵庭市に到着します。 公園は恵庭市の南に位置し、原生林に囲まれてユカンボシ川が流れている自然を…

網走刑務所まえで

先日、網走にでかけました。前から行きたかったところで、やっと実現しました。札幌から高速バスでも、特急でも6時間以内はかかります。北海道は広いですね。 網走駅に着く前、美幌町で一泊し、翌日、美幌町~バスで40分。網走市街に入る前のバス停「市営住…

「さっぽろキャンドルナイト2011」6月22日の夜

「さっぽろキャンドルナイト2011」は、 『1年中で一番昼が長い夏至の日、夜8時から10時の2時間を、 みんなで一斉に電気を消してスローな夜を過ごそう。』という、 市民・企業・行政が連携して行う取り組みです。 (さっぽろキャンドルナイト実行委員会) …

札幌中心街にある「永山記念公園」を訪ねて

<サッポロ ファクトリー:アトリウム南側 公園から) 1876年(明治9年)頃、札幌にビール工場が造られました。日本のビール産業の発祥地は札幌と言われています。1993年、そのビール工場(開拓使麦酒醸成所、後のサッポロビール)の跡地に「サッポロ…

アルテピアッツァ美唄、写真展へ

昨年の秋、美唄に行った時は雨でした。 春には桜の満開時と、天気と仕事とをやりくりしていて、とうとう、桜も散ってしまいました。 5月中旬過ぎから雨ばかり。やっと5月19日の午後に美唄にいくことができました。 広大な自然の中に「アルテピアッツァ…

森山大道写真展 北海道<最終章>を観て つづき

5月6日、森山大道写真展を観て、2つの点から感想を紹介していました。 (前のブログを参照) 前回は、①匂い(におい)のあるスタイルを書きました。 今回は、②人間に出会い続ける旅、を感じたままに書いていきます。 大雑把ですが、広い空間の写真と、ごちゃ…

森山大道写真展 北海道<最終章>を観て

写真家、森山大道は30数年前に3ケ月間、札幌に滞在して道内を巡り歩き 250本のフイルムを残していました。 しかし、未公開のフイルムも多かったようです。 2009年に「森山大道写真展 北海道<序章>」 森山大道さんは関係者と協議し、3年間にわたって北海道…

現代版画家「一原有徳記念ホール」へ

昨年の10月1日(2010年)、100歳で亡くなられた一原有徳版画家を記念に 4月2日、小樽市に「一原有徳記念ホール」がオープンしました。 記念ホールは、元小樽地方貯金局の建物を新装した3階にあります。この建物は昭和27年に現代建築の先駆けと言われている…

北海道知事公館にも春が

今年は東日本大震災に遭遇し、桜の季節も例年のような賑わいもないままに、北上しているようです。 ブログの更新も滞りがちですが、これからも街角の写真を紹介していきます。ホームページに、「花子のたび」の最終ページを載せました(20ページになりまし…

震災の傷あとに、やさしい音色を♪

4月3日:昨晩からの雪で辺り一面が白く覆われ、 当日、傘を差してもバックに雪が積もるほど、湿った雪が降り続けて、 札幌は冬の景色に一変しました。 毎日、東日本大震災のニュースが映像で飛び込んできます。 崩壊した建物の傷跡に、すべてを失った心の傷…